ビジョンを目的(見える)化する

ビジョンは自分が掲げた見えない価値ですから、エネルギーを燃やすには、目的を具体的に設定し、「何をするか」「どう行うか」「何を創るか」「何を学びたいのか」「何を手に入れたいのか」、あらゆる目的を具体化します。ビジョン(見えない)と目的(見えるもの)の関係を結び、エネルギーが宙に浮かんだままにならないようにします。

私個人のビジョンはシンプルな4文字熟語で「安心安全」です。心も体も、日常生活のあらゆる場面で、安全でいたい、安心していたい、これが私にとって最も大切な価値なのです。コージマの壮大な価値とは大違いですが、結果は人それぞれ。だからビジョンは面白い!のです。

「なんと?安全パイの中で生きるとは、平凡なビジョンじゃないか」と考える人もいるでしょう。中には、少々、リスクがあっても、「新しい挑戦こそ、私のビジョンだ」と言う人もいます。「安心安全」と枠をつけ、「それをビジョンとしたら不可能なことにチャレンジできないではないか」と思う人もいます。私のビジョンがちんまりしていようが、ストイックと思われようが、私がいちばん安心安全でいられる日常が私にとっては最優先かつ最大の価値なのです。私は安心安全でいるとき、とても大きな力が出せるのです。

さて、ビジョンを具体化するために、私がどんな目的を立てたか。
1 年に一度、人間ドックを受診する
2 なるべく有機食品を食卓に。添加物のないものを選ぶ
3 ジムに通う。運動量を確保するため1日最低5000歩を心がける
4 セキュリティのために防犯カメラを取り付け、窓は防犯ガラスにする
5 嫌な対人関係を断つ。目障りなものは捨て、心を平安な状態に保つ
6 リスクのあるようなことは極力避ける
7 あわてず、時間に余裕を持ち、計画をよく練ってから行動する
8 平均的な生活ができるよう、お金を粗末に扱わない
9 大切な家族や友人たちが問題を抱えていないか、適当な距離感をもって見守る
10 万一の災難や、苦難を受け入れるために精神を鍛えておく

当たり前と言えば当たり前のことばかりですが、これが私の十戒(見える化)です。それでもこれを毎日の生活の中で実行するには、かなり努力が要ります。安全はより具体的に策を立てられ、手段も見つけやすいのですが、安心は心の問題ですから手段は自分の心の内にあります。例えば、老病死、自然災害などを受け入れる心構えを強くするのも安心のための準備の一つです。

私のビジョン「安心安全」も目的と繋がっているでしょう?これらが無意識のうちに実行できればビジョンのプロです。でも、たまに忘れて、「ま、いいか」となるのが人間です。

最近ビジョンの勉強をしていて気づいたことは、生きてきた幼少期や、過去の経験や見聞きしたことなどもビジョンの要因になっているのではないかと思っています。私の場合はそうです。安全でなかった戦後と貧しさを過ごしたから安心安全を掲げるに至っているのかもしれません。

ビジョンの在り方も変化してきました。楽しく過ごす選択肢も広がり、遅まきながら日本人も、個人主義的になって男女問わず自分の人生は自分の意志で決定するようになり、自分の価値に従って生きていきます。一昔前なら考えられなかった社会の変遷と、それに合わせ生きる人々の自由な思考の在り方は、どんどん広がっていきます。
ビジョンを目的化する
若い人が都会での窮屈なサラリーマン生活が嫌になり、地方生活を楽しむ人が増えています。ある時、心の底におりのように沈んでいたビジョン、人生の価値観が突然堰をきって浮かび上がってきたのでしょう。「解放」「自然」「自立」「自由」など、それぞれにビジョンが見つかったのだと思います。農業を始めたり、漁業だったり、田舎カフェもあり、地方文化を発信したり、目的を定め成功のサークルに乗り、新天地をめざして漕ぎ出しています。

次回は具体化した目的と手段の関係です。どんな手段があるか、どう使ったらよいかなどを見ていきましょう。

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プロフィール

山川 和子

Author:山川 和子
世界的ブランド「フェイラー」創業者 山川和子が起業家になりたいあなたへ「私の経験」から語れることをお伝えしましょう。

ビジネス成功へのキーワード「インタンジブル」(無形の力)を使って理論的、かつ実践的に学び、「成熟した人格」「感動的な人生を送るための手腕」「文化的な富裕」を同時に身に着けられることでしょう。

  <独ホーエンベルク>
YSH山川高齢者施設財団
「住みよい街」ホーエンベルク財団

日独で執筆&講演活動中 

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